合併2/15号・特集「あるもの」のお知らせ。
PLART編集部 2018.2.15
TOPICS
2月15日号
今回の特集名は「あるもの」です。
「日本に昔からあるもの」にフォーカスを当てました。
思想家・柳宗悦は日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を見出し、活用する日本独自の運動「民芸運動」を起こし、共に文化の多様性と互いを学ぶための「複合の美」を大切にしてました。
「世界は単色ではありえない」
柳宗悦のこの言葉に私は深く共感しました。
土地も人も、自分たちが自信を持って「これが自分」と声を上げれる土壌があってこそ輝きます。
民芸や伝統工芸・文化は日本が長い歴史の中で作り出してきた豊かさや知恵の表現であり、日本の資質を具現化しています。
これからの変化の激しい広い世界で声をあげるのに、
それぞれの資質・個性を活かし合うのに、まず自分(日本)を知り、表現することが必要になると考えます。
この日本に昔からある「 」を見つめるきっかけになれば嬉しいです。
それでは、合併2/15号・特集「あるもの」をお楽しみください。
PLART STORY 編集長 柿内奈緒美